Dragonflyについてよくあるご質問(FAQ)


Last Update: 2023/05/08
Dragonflyの検討・評価についてデータ読み込みについてデータの出力についてDeep Learning 拡張機能についてインストール、起動について

Dragonflyの検討・評価について


Dragonflyを試用したい


30日間の試用が可能です。
以下のページより試用の申請を行ってください。
https://www.maxnt.co.jp/download.html
Top

Dragonflyのライセンスについて


Dragonfly1ライセンスにつき、1台のPCで起動することが可能です。ライセンスはPC固定ですが、他のPCへの移設は制限無く可能です。
例えば2台のPCにDragonflyをインストールした場合、ライセンスがアクティベート(Activate)された1台でのみ起動が可能です。もう1台は、ディアクティベートしておく必要があります。なおライセンスのアクティベート、ディアクティベートにはインターネット接続環境が必要です。
Top

日本語のマニュアルはありますか


Dragonfly、Deep Learning、Segmentation Wizardの日本語入門書がございます。
ヘルプはすべて英文となります。
Top

データ読み込みについて


Sessionファイルの読み込みが非常に遅い、あるいは3D表示時にフリーズする


Sessionの読み込み時間が非常に長くなったり、3D Viewが正常に表示されなくなったりすることがあります。
このような場合、Load Sessionではなく、Import Object(s)…より、*.ORSsessionを読み込むと、Sessionのデータのみを読み込むことができます。
その状態から、Sessionを再作成すると、異常が改善される可能性があります。以下の手順で読み込みをお試し下さい。
(1)メニューのFile → Imports Object(s)...を選択し、ファイル選択ダイアログでファイル形式を ORS Session files(*.ORSsession) に変更し、Sessionファイルを読み込みます。
(2)各データのみを読み込むことが可能です。データ以外の表示等の設定は破棄されます。


Top

データの出力について


Dragonflyで作成したMulti-ROIをTiffとして出力する方法


Multi-ROIをTiff出力として出力する方法は以下の通りです。

(1)Data and Properties Settings で 対象のMulti-ROIを右クリックし、New Grayscale Image from Multi-ROIを選択します。
(2)Multi-ROIの階調ごとに輝度値が割り当てられたグレースケール画像が生成されます。
(3)グレースケール画像を右クリックし、Export -> Imagesで、ファイルの種類をTiffとして出力します。

Top

Dragonflyで作成したROIをTiffとして出力する方法


Data and Properties Settings で 対象のROIを右クリックし、Export → ROI as binaryを選択し、Tiffとして保存します。
Top

Dragonflyより出力したTiffがグレースケール画像だが、DragonflyでMulti-ROIを表示したときのように色づけすることは可能か


Dragonflyで、Multi-ROIのカラー画像を直接画像ファイルとして出力することはできません。
オープンソースソフトウェアのImageJを使い、以下の方法でカラー画像に変換することが可能です。

■ImageJで、グレースケールの像に任意の色を設定して表示、保存する

(1)ImageJでグレースケールの多値化像を読み込みます。
(2)Edit -> Color -> Edit LUTs を選択します。
(3)左上から右下に向かって0-255の割り当て色が設定されていますので、任意の値に対応する色をダブルクリックし、任意の色に設定します。
(4)Image -> Type -> RGB Colorを選択します。
(5)Save As → Image Sequence... より、pngなど任意の形式で保存します。
Top

Deep Learning 拡張機能について


Segmentation WizardやDeep Learning Toolが選択出来ない


次の点を確認してください。

・Deep Learning 拡張のライセンスが有効になっていること。
Help → About Dragonflyを選択します。
右下のLicense の欄に Deep Learning が表示されていることを確認します。

・グラフィックスボードがNVIDIA CUDA 3.5 以上に対応していること。
以下のサイトでお使いのグラフィックスボードがCUDA3.5以上に対応していることを確認します。
https://developer.nvidia.com/cuda-gpus
また、グラフィックスカードのドライバが古い場合は、最新のドライバにアップデートしてください。

・Dragonflyが複数起動していないこと
Dragonflyは、複数起動することが出来ますが、Deep Learningは、最初に起動されたDragonfly上でしか動作しません。
Dragonflyが異常終了した場合などに、Dragonfly起動状態のままになる場合があります。このような場合は、Windowsからサインアウト後、再度ログオンして、Dragonflyを起動してください。

Top

Deep Learningモデルの保存場所は


Dragonfly2021.3 では、Deep Learningのモデルは以下のパスに、フォルダ単位で保存されています。(バックアップを取る場合も、このフォルダ毎行ってください)。
C:\ProgramData\ORS\Dragonfly2021.3\pythonAllUsersExtensions\ythonPluginExtensions\DeepTrainer\models
Top

DragonflyのDeep Learningで学習したモデルを、他のソフトウェアや独自のPythonコードで利用できますか


いいえ。Dragonflyで作成されたDeep Learningモデルは、Dragonfly以外のソフトウェアや独自のPythonコードで利用することは出来ません。
Top

インストール、起動について


DragonflyをWindowsのRemote Desktopで使用することができますか


リモートデスクトップ(RDP)では、OpenGLアプリケーションをリモートで起動させることができないため、Dragonflyを正常に使用することが出来ません。
RDPの代替ツールとして、OpenGLをサポートする以下を利用することをお勧めします。
TeamViewer、Zoom、Parsec、AnyDesk
Top